ジャイアンとプーチン

どんなに理不尽でも、どんなに納得ができなくても、常識外れだったとしても、
考え方の違う人には、何を話しても意味がないんだと改めて思う。
うちのジャイアン達、ありえない人たちだと思う。
頭おかしいんだと思う。
ほとんどの人が、そう賛同してくれると思う。
でも、ウクライナの件で、プーチン大統領を見ていて、
さらにそれに対する世界の動きを見ていて、
常識や当たり前のことや、平等や正義…
そういうのって、意味がないんだと、
そう、諦めるべきなのかもしれないと思った。

NATOに加盟させたくないという、ただそれだけのために、軍事侵攻して沢山の一般市民の安全を脅かし、命を奪う。
そういうことをするから、こうなることが予想できたから、だこら、加盟したかったんだよ。
なんでわからないんだろう。

自分のことだけを考えて、他人に危害を加える。
―――そして、それが正しいことだと思っている。

うちのジャイアント同じ。

世界中が見ている中で、
あんなにひどいことをして、
ほとんどの人がおかしいと思っているのに、
止まらない。終わらない。
こんなに大きな出来事ですら、
大被害にあったウクライナが諦めて、妥協する形で終結するんだろう。

うちの相続なんていう小さな問題は、さらに、、、
こちらが諦めることでしか決着できないんだろうな。

なんて理不尽なんだろう。
でもそれが現実。
そう、受け止めるしかないのだろうな。
正しいことが、頭のおかしい人に押さえつけられるなんて、、、

なんてやりきれない。

でも、それが世界の理なのかもしれない。

常識や一般論、そういうものが理解できない人達に、
どれだけ時間を費やして力説しても、暖簾に腕押し。
結果、常識がある人間が諦めるしかない。
そういう風に、世界は廻っているんだと思う。
行き過ぎた異常者に対しては法律があるけど、
軽微な頭のおかしい人にについては、法律は適応されず野放し。
大多数の常識のある普通の人が、我慢を強いられている。

なんて無力だろう。
こうやって愚痴をこぼすことしかできないなんて。

煩悩を捨て、無に還す。
諦めて我慢するのが当たり前になって、
でもそれじゃ辛いから、辛いって思わないように無関心になる。
それが1番の幸せへの近道なのかな？

悪人ほど寿命が短ければいいのに。
悪人には罰が当たればいいのに。
悪人こそ、不幸になる世の中に…
なんでならないんだろう。

窓の外のカラスを眺めてて思う。
やっぱり、理不尽だろうが、納得がいかなかろうが、そういうものなんだろうな。

自分のことが善人だとは、もちろん思わない。
そんな出来た人間ではない。
でも、嘘偽りなく、道徳に反することなく、
生きている。
そんな生き方が、報われる日がくることを祈る。

嘘偽りで塗りかため、自分さえよければそれでいいと、他人を蹴落とすことを厭わない、
そういう悪人が、この世の中からいなくなる日を夢見て。

今日も前を向いて生きていこう。
大丈夫。
明日はきっと、今日よりもっと、素敵な1日になる。